子育ての「理想」

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育児は、暗闇の中で手探り状態にいるみたいだ。

分からないから、正解がほしい。良いとされる「道しるべ」が欲しい。

だから、私は特に子育てに「理想」を求める傾向がある。

けど、その「道しるべ」や「理想」に囚われて、

周りが見えなくなっちゃうこともある。

二人目が生まれて、

少しでも楽に育児できるようにしたい

上の子が少しでも早く寝れるようにしたい

そういった私自身の「願い」(=理想)を

自然と子育てに投影するようになった。

規則正しい生活をしたり、上の子の寝かしつけを早くするために

頑張ってお風呂の時間を早めたり、

下の子の寝かしつけの時間をきっちり決めたり…。

色々「頑張って」いたけど、

同時に、それができなかったときにイライラしていたり

夫に当たったりしていた。

だから、夫は最近「子育てが息苦しい」と私に言った。

「君の勝手な願いを、子どもに押し付けているんじゃないか?」

と言われて、不覚にもびっくりした私がいた。

「子どものため」と思っていたことが、

私の勝手な押し付けになっていたかもしれない。

夫の一言によって、それに気づくことができた。

先日友人と集まって、自分たちの子どもの話をしたとき、

子どもの性格、体質も全然違っていた。

寝る子は寝るし、寝ない子は寝ない。

そういう話をして、私は

【自分が勝手に描いていた「理想」】に

囚われすぎていたんだなと思った。

もちろん、最低限のしつけはする必要がある。

それ以外だったら、もっと伸び伸び育ててもいいんじゃないかな。

ネットやテレビがいう「お手本」に、一喜一憂する必要はないんじゃないかな。

そう思えるようになった。

少なくとも、私から子どもへの【一方的な押し付け】にならないよう、

子どもの声に耳を傾けて、双方向的なコミュニケーションができればいいな。

もちろん、それもそれで「理想」ではあるのだが…^^

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