【読書実践報告】2022-12-2
「毒になる親」
「毒親の棄て方」
著者:スーザン・フォワード
【1.この本を読んだ目的・狙い】
・毒親に関する理解を深めることにより、自分がしっかり毒親から「卒業」していくため
・毒親を持つ人たちはどういう行動をしていくべきなのか、正しい努力の仕方を知るため
【2.読んでよかったこと、感じたこと】
・一言で言うと、とてもタフな著書だった。読んでいてとても辛かった。
・色んなタイプの毒親がいるが、共通しているのは以下の通りだと感じた。
⇒ こどもと親の境界線を曖昧にすること
⇒ 親の問題を子どもに押し付け、子どもに解決させようとすること(しかし決して解決できない)
⇒ それにより、子ども自身が自分の無力さ、非力さを身体に染み込ませるように仕向け、子どもの人生を台無しにさせてしまうこと
・子どもがこの「呪縛」を解くためには、呪縛としっかり向き合い、吐き出すこと、対決すること、それらにより「自分はこの問題に責任は一切ない」と言うことを体感してもらうことにあると感じた。
・子どもは、改めて「親のためならなんでもする」尊い存在だとわかった。それを親の勝手な解釈やエゴで利用し、消耗することがいかに残酷であることかを痛感した。
・毒親問題は、本当に軽視してはいけないと思った。親が子に埋め込ませている「無意識のプログラミング」が人間関係、仕事関係の行動のベースになっているからである
(「反復強迫」により、自分で解決できなかった毒親問題を違う形で解決させようと無意識で行動する。そのため、親密になる人間は毒親に酷似した人になる場合が多いという。。恐ろしい。。)
【3.この本を読んで自分は今から何をするのか】
・とにかく毒を出す。絶対に連鎖させない。
・私の親(特に母親)は「コントロールする親」「過干渉・過保護な親」「自己愛が強い親」に該当するので、タイプに応じた接し方を熟知する。
・親との「境界」をしっかり意識する。その境界を越えようとしたら毅然とした態度で接する。
私の場合は親の言うことをなんでもYESと言うのではなく、自分で選択をする権利があることを示す(家族のイベントに無意識に参加する、親の勧めるものに無意識でYESと答える、親のアドバイスにモヤっとしたらそれをはっきり伝える)。
・親への手紙を今一度確認して、出し切ってみる
・親とは最低限の付き合いで臨む。
【4.3か月後には何をするか、どうなっていたいか】
・上記が完全にできているようにする。
以上です。
コメント