【読書感想】自分に気づく心理学 幸せになれる人・なれない人

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目次

【読書実践報告】2022-11-15 「自分に気づく心理学 幸せになれる人・なれない人」 著者:加藤諦三

【1.この本を読んだ目的・狙い】

・毒親や愛着障害に向き合うため

・自分の気持ちがなかなかコントロールできない状況を俯瞰するため

・幼い頃の自分はどうだっか、本書を読んで照らし合わせるため

【2.読んでよかったこと、感じたこと】

・自分の感情が不安定になる原因が「甘えの要求の抑圧」からくるものであることがわかった

→ 幼い頃に「満たされなかった愛情」に飢えたまま大人になったため、関係のない人にまで愛情を要求する(=他人の眼を常に気にする)傾向がある

→ よく母親にうまくいかないことに助けを求めようとして「おかあさーん!」と癇癪を起こしながら言っていたが、軽くあしらわれたこと、「どうせ〜なんでしょ」的に「親の解釈」によって対応されたことによる息苦しさがあったことに気づいた(親はあまり私の話を聞いてくれなかったことの気づき)

→ 情緒的に不成熟な親に育てられたこどもは「甘えの要求」を抑圧している。その「幼児性」を残したまま大人になると、その幼児性を相手に求める(=投影)、相手が自分の思い通りに動かないと「道徳」や「規範」をダシにして文句をいうという「とんでもなくめんどくさい大人」になる恐ろしさ、そして自分も当てはまっていることに驚愕・・

→ 情緒的に成熟していない大人は、成熟している大人と付き合うと、今まで「成熟した人」としての扱い(自律している、自分の世界がある等)を受けていないため「違和感」を感じてしまい、成熟していない人(親と同じような人なので慣れている)と自然に付き合いたくなり、いわゆる「ダメンズ」や「こじらせ女子」に「騙されてしまう」と言う理論にはすごく納得してしまった。

皆仲良い円満な家庭」「あらかじめ決められた意味」がつくられた家であったことに気づく

→父、母は基本毎日お酒を飲み、酒乱で喧嘩をしていた時期があったにも関わらず、家族には「仲良し家族」や「こうあるべき」「こう感じるべき」と言う「あらかじめ決められた意味」が決められていた傾向があった

→著書にて「あらかじめ決められた意味や価値」を子どもに押し付ける親について言及があり、それは、「自然の感情の流れに逆らうこと」であるとのこと。その「自然の感情」を抑圧されてきた子ども時代を持つ人は、大人の人間関係をこじらせていたり、「作られた感情」しかないので、「生きる意味」を探したりしていることを言っていた。私にも当てはまるところがあった。

→私が感じた違和感や単純に間違えたことに対しては、「正論」を言われ、口答えしようのない空気があった。相談したくないけど、親や姉に全部相談しなければならないという謎の固定観念があった。

→「安心とは、【自分の秘密が確保されている時に得られるもの】」と著書に書いてあったとき、なぜか「秘密を作ってはいけない」と言う謎の固定観念を自分の中に作っていたことに気づく。

→ 親から「プライベートなことを無闇に人に絶対に言うな。のちにその話をネタにお前を蹴落とす奴が絶対にいるから」と口すっぱく言われていたことを思い出す。私の中で本当の「安心」がなかった(=常に不安があった、イライラしていた)ことに気づく。

・真実の愛は間接的に示される

→「直接的に示される」愛は、ただの親の自己満足であり、親の要求を子どもに押し付けているだけにすぎず、大切な「相手を理解すること」を怠っている。直接的に表現する母親は、自分の作った料理を美味しそうに食べなければ怒る。

「間接的に示される」愛は、「相手への理解」に基づいて行動しているため、本当の愛情を示している。

例えば、子どもがどうしても欲しいノートがメーカーで生産終了していた。それを「ノートくらいどれだって同じだろ」と親の勝手な解釈でどこでも売っているノートを買って済ましてしまうのか、「子どもがどうしても【それ】が欲しいノート」だと理解して、あらゆる事を尽くして生産終了したノートを手に入れようと行動するのか

(相手への理解に徹すると言う考え方は、アクティブリスニングと共通する考え方ですね。アクティブリスニングは、愛そのものなんですね・・)

親によって満たされなかった愛をどうやって満たすのか

→”Take care of yourself.”を大切にする。

→自分で認める、満たすのは自分自身なんだと本気で決意する。

→自分で批判することは一切、絶対にやらない(今まで「作られた価値」に親から押し付けられ、常に自分を批判してきた自分を認め、解放してあげなさい)

→これも、赤羽さんのインスタやVoicyで言っていた「自分の人生は自分で取り戻す」と言う考え方に近いのかなと思います。

https://www.instagram.com/p/Ce3HDjJrm_Q/

【3.この本を読んで自分は今から何をするのか】

他人に自分の未来を委ねない。自分の未来は自分で築き上げていくと改めて決意する。

自分への批判、萎縮は一切しない。堂々としていいんだと自分を励ます。

「幼児性」が残っている私には、精一杯向き合う。「セルフアクティブリスニング」もしてあげる。

【4.3か月後には何をするか、どうなっていたいか】

情緒的に成熟した大人になる(その後のこどもの人生にも影響する)

・子どもたちにある「幼児性」、「自然の感情」をそっくりそのまま笑顔で両手をあげて受け入れる人間になる

・夫にもある「幼児性」へのベストな向き合い方を見つける

・「達成」にばかり躍起になる人間にならない

・これらの目標は抽象度が高いので、具体的にどう行動に落とし込むかは、メモ書き等によって深掘りをする。

以上です!

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