【読書実践報告】2022-12-5
「もし部下が発達障害だったら」
著者:佐藤 恵美
【1.この本を読んだ目的・狙い】
・発達障害を持つ人が、社会人になった途端生きづらさを抱えるメカニズムを具体的に知るため
・発達障害を持つ部下ができたことを想定して、上司として何ができるか考えるための知識を得るため
【2.読んでよかったこと、感じたこと】
・発達障害に関する誤解が社会に蔓延していること、それにより、非定型発達、定型発達双方の方々が疲弊をしてしまう現状があることを理解した
・特に、発達障害を抱えている方は、柔軟性や「その場の雰囲気」等の空気感についていくことが難しい場合が多く、これらによる壮大なストレスを抱え続けることにより、二次障害(うつ病等)を抱え得てしまう可能性が高くなってしまうことがわかった
・発達障害の方の「人格」にフォーカスするのではなく、「行動」に注目することがポイントであること、そこから、「うまくいっていた時のこと」に着目し、何があればうまくいくのか、にたどり着く大きなヒントを見つける努力が必要だと理解した
・発達障害の部下がいる上での配慮について、大切なことは以下の3点であることはすごく納得がいった
例:
発達障害の人のための時系列に沿ったマニュアルが、会社全体に浸透するマニュアルになった
発達障害の人のこだわりを尊重したところ、不要な業務を削減することにつながった
口数が少なく、「周囲から浮いた存在」だった発達障害の人が、総務担当に異動したところ、他の社員が面倒だと思っていた業務がその人にとって天職だったことで、迅速に進めことができ、その人の評判につながった。
・そもそも、こういった配慮は「当たり前のマネジメント」として必要なスキルであることに気づいた。こういったスキルがあるないで、今後の仕事の進め方に雲泥の差が生じるだろう。
【3.この本を読んで自分は今から何をするのか】
・色んな著書にも書いてある通り、何か問題が発生した場合は、必ず「理由」があり、それは一方的なものではない(誰かだけのせいでなない)。それを注意した上で、多面的なメモ書きをたくさんしていく。
・コミュニケーションで問題が発生した場合は、以下の3つを意識したメモ書きをする。
そして次回以降、③の「良い結果」になるように改善するためPDCAを回していく習慣を身につける。
【4.3か月後には何をするか、どうなっていたいか】
・3が完全に実施できる人間になる。
以上です。
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