【読書感想】自己満足ではない「徹底的に聞く」技術

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【読書実践報告】2022-11-28

【読書実践報告】2022-11-28

「自己満足ではない「徹底的に聞く」技術」

著者:赤羽 雄二

目次

【1.この本を読んだ目的・狙い】

・人間関係を改善する、自己固定感を上げるための強力なツールとしての「アクティブリスニング」を理解するため

・自分の感情をポジティブで埋め尽くせるような人間になるため

【2.読んでよかったこと、感じたこと】

(アウトライン)

・アクティブリスニングをあらゆる人が実践するために、あらゆる立場やシチュエーションに沿って、具体的な実践方法が説明されていた

・巷であるような「表面的なノウハウ」本ではなく、アクティブリスニングがなぜ大切なのか、本質的な観点を軸として、それをベースにあらゆる説明がなされていた

・人間関係の「すれ違い」の原因を究明した上で、それを解決するためにどうアクティブリスニングを活用できるのか、と言った「道標」が書かれていた

(詳細)

・アクティブリスニングをあらゆる人が実践するために、あらゆる立場やシチュエーションに沿って、具体的な実践方法が説明されていた

⇒ 特に、社会的に「目上の立場」とされる人(例:上司)から、部下に対して実践することが大切(「萎縮している、意見が家なさそうな立場は誰なのか?」と考えると、アクティブリスニングは誰にするべきなのか?という疑問に自ずと答えが見えてくるなと思います)

⇒ あらゆる立場に対する「理解」を深めるために、多面的なA4メモ書き、ロールプレイングが重要。(シナリオを書くつもりで。実際に相手の背景を知らなかったとしても、メモ書きは想像で書いてもOK。最終的な目的は「相手の立場を理解する」ことであるため。)

⇒ あらゆる立場においても、アクティブリスニングをした先の到達点は「問題を把握すること」が重要。そのために「相手の話を真剣に聞く」ことはどの立場でも重要。

※ただし、アクティブリスニングをすることにより「つけあがる」人もいる(目上の人や親密な関係の男性に対するアクティブリスニングはほどほどに。つけあがったら逃げる)。

⇒ アクティブリスニングをする際、相手が「どういう背景があるのか」という前提知識があると良い。そのための不断な情報収集、多面的なA4メモ書きはとても大事。

・巷であるような「表面的なノウハウ」本ではなく、アクティブリスニングがなぜ大切なのか、「本質的な観点」を軸として、それをベースにあらゆる説明がなされていた

⇒ アクティブリスニングの鍵は「ひたすら聞く」×「相槌を打つ」×「躊躇なく質問をする」

⇒ 大切なのは、相手との「信頼関係を醸成する・取り戻す」こと。相手が心を開けば、問題の「本質」が見え、それに伴い「解決法」が見えてくるから。

⇒ 質問をする際は、「純粋な好奇心」に基づいて聞く。その姿勢のベースは、「相手の話を真剣に聞く」「相手に全集中する」こと。

⇒ 上記の姿勢を自然にできるためには、「自分勝手な解釈や決めつけはまやかし」であることをしっかり自覚すること(下記「なぜ人は「決めつけてしまう」のか」を参照)。

⇒ 的確な質問をすることが一番難しいし、PDCAを回して磨き上げるしかない。それを達成するためには、普段から情報収集を絶えずすることが大切。

※日頃の情報収集はこれぐらいすると良い(情報がその人に集まると、さらに集まるという相乗効果が生まれ、問題の本質が見えやすくなる。)

① 色々なことに関心を持ち、Google検索でよく調べておく

② 重要だと思うキーワード30個~50個はGoogleアラートに登録して毎日記事を読む

③ 疑問を感じたらすぐ調べるか、詳しい人を探しておく

④ 気になること、もやもやすることはすぐにA4メモに書く

⑤ ブログで勧められている本、人が勧める本はできるだけ読む

⑥ 展示会、講演会、カンファレンスなどに月1以上は参加する

⑦ 人に相談された時は気軽に相談に乗る。

⇒ 自分の質問によって、相手に「お!そこまでわかっているんだ」と思ってもらい、話が盛り上がれば、「的確に質問ができた」指標の一つになる。

⇒ ここまで掘り下げればOKという基準は「自分が誰かにその問題についてわかりやすく説明できるか」。

・人間関係の「すれ違い」の原因を究明した上で、それを解決するためにどうアクティブリスニングを活用できるのか、と言った「道標」が書かれていた

⇒ 「怒り」のほとんどは、理解不足、何かのすれ違い、誤解、間合いの悪さからくるもの

⇒ なぜ人は「決めつけてしまう」のか

① 相手の話を真剣に聞いていないから

② 自分の知っていることで理解しようとするから

③ そもそも、問題の本質を理解しようと思っておらず、早わかりするから

④ 物事への理解や、解像度が低く、雑な見方しかできないから

⑤ 単に頭が悪いから

⑥ 相手を下に見ているから

※自分が「アクティブリスニングできないな~」と思ったら、上記6つのどれかに当てはまっていると思います。

⇒ コミュニケーションがうまくいかないのは、「こちらから言いたいことを何としても言おうとする」考えを持つ人だらけのため、たいてい「言いたい人同士がぶつかり合う」コミュニケーションになってしまう

⇒ その「負の鎖」を「アクティブリスニング」によって解いていく。「会話は戦いではない」のだ。

【3.この本を読んで自分は今から何をするのか】

・アクティブリスニングのイベントに引き続き参加し、ロールプレイングをする習慣をする。

・勝間和代さんのYouTube動画で、勝間さんが「7つの習慣」の著者であるスティーブンコヴィー先生にある質問をしたと言っていた場面を思い出しました。

「相手が7つの習慣をしていない場合、どうすればいいですか?」

コヴィー先生の回答は、

「Be patient(辛抱強く), and active listening(アクティブリスニング)」

でした。

動画を見た当時は「気が合わない相手のアクティブリスニングをなぜするんだろう」と腑に落ちなかったのですが、赤羽さんの本を見たり、アクティブリスニングについて勉強するたびに、その重要性を知ることができました。

結果的に、アクティブリスニングをすることは、最終的に問題解決をする大事な手段になることや、

第一の習慣「主体的に生きる」、第五の習慣「理解してから理解される」ことにも繋がるんだなと思いました。絶対に身につけた方がいい習慣だと思いました。

(何をするのか、という内容から逸脱しました。すみません。)

【4.3か月後には何をするか、どうなっていたいか】

・呼吸をするようにアクティブリスニングできてます!!

著者の赤羽さんのツイッターにて、アクティブリスニングのエッセンスがシェアされていました。こちらの通りできるよう、日々実践していこうと思います。

以上です。

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