【読書感想】反応しない練習

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【読書実践報告】2022-11-24

【読書実践報告】2022-11-24

「反応しない練習」

著者:草薙 龍瞬

目次

【1.この本を読んだ目的・狙い】

・「感情で反応しない」具体的な方法を知るため

【2.読んでよかったこと、感じたこと】

(アウトライン)

・一言でイメージすると、となりのトトロのサツキとメイが部屋を開けるとびっしりいたまっくろくろすけ(悩みのメタファー)がビャー!っと一目散にいなくなったシーンのような気分になった。

・心の「無駄な反応」を止めることで、あらゆる悩みが一気に無くなる具体的な考え方が身についた。

・今まで瞑想しても全然スッキリしなかった理由がよくわかった。

(詳細)

・あらゆる「悩み」の「正体」は何なのか?

⇒ 悩みの正体は「執着にある」というが、それ以前に、「執着」を作り出している「原因」がある。それが、「心の反応」である。

・「心は求め続けるもの」と理解をする

⇒ 7つの欲(①生存欲、②睡眠欲、③食欲、④性欲、⑤怠惰欲、⑥感楽欲(音やビジュアルの感覚の快楽を味わいたい)、⑦承認欲)

⇒ 承認欲の深掘り(親に愛されたい、褒められたい、優等生でいたい、人気者になりたい、人に尊敬されるような仕事や地位を、スキルを磨いてキャリアアップを、自分は他人より優れている、自分はダメな人間だ・・)

⇒ 特に承認欲の「心の反応」が「悩みの正体」であり、心を「正しく理解する」ことが苦しみから解放される。

・反応せずに理解する方法

①ココロの状態を言葉で確認する(ラベリング)

②カラダの感覚を意識する

③アタマの中を分類する(三害:貪欲、怒り、妄想)

貪欲:求め過ぎ

怒り:求め過ぎにより、求め通りにならない不満、不快

妄想:考え、思いだす等により頭の中でぼんやりしている状態

・妄想をリセットする方法

⇒ 目をつぶり「②カラダの感覚」を意識して、「③アタマの中」で考えていることと明確に区別する

⇒ 目を開けて、今見ている視覚の中に「存在しているもの」を意識して、「アタマの中」にあった妄想が「存在しない」ことを認識する

⇒ これを繰り返し、自分の中で考えている「判断」「解釈」「記憶の想起」「ものの見方」「自分が正しいと考える」「他人が気になる」等の「妄想」は「幻想である」と自覚する

・人は3つの「執着」によって苦しむ

①求めるものを得たい(だがかなわない)

②手にしたものがいつまでも続くように(やがて必ず失われる)

③苦痛となっている物事を無くしたい(だが思うようにいかない)

・「執着」に潜む「判断」は「心のビョーキ」。手放すが吉。

⇒ 決めつけ、思い込み、一方的な期待・要求は「執着」の一種

⇒ 「判断」は「アタマの中」にしか無いので、単なる「妄想」である。

(例:かつての願いが叶わなかった事実について。その「願い」は、もはや存在しない「妄想」である。)

⇒ 妄想に過ぎない「判断」に「執着」して、今もなお自分や相手を苦しめている

・つい判断やネガティブな考えをしたらしたら

⇒ 上記の「反応せずに理解する方法」を実践する。

例:①「あ、判断してしまった」(ラベリング)

②カラダの感覚を意識する(瞑想、散歩などをして五感を意識する)

③今の判断は「ただの妄想」だったと認識する

⇒ 自分は自分と考える

⇒ 素直になる

⇒ 「わたしはわたしを肯定する」と念じ続ける

・感情をめぐる「悩み」の分類、対処法

①不快な「感情」が生まれるのを防ぐ、湧いてしまった「感情」はリセットする

②相手と「どう関わるか」を考える

※「感情」と「関わり方」を一緒にせず、分けて考えることがポイント!

・過去は「忘れる」

⇒ 過去を思い出して、「記憶」に「反応して」、新しい「怒り」を生むサイクルを断ち切る

・競争の「からくり」

⇒ 「承認欲」が「貪欲化」し、永遠に「満たされない」「終わりのない競争」に足を踏み入れてしまう

⇒「追い求める途中」で人生を終える

⇒ 「誰かの都合によって作り出された【バーチャルな競争】」もたくさんある

例:勉強の「成績」(子どもたちの「何で勉強するの?」と言う本質的な疑問からの逸脱)

・正しい動機

⇒ 慈(慈しみ)、悲(悲しみ)、喜(喜び)、捨(捨てる)

⇒ これらをまとめて「愛」という

⇒ 「みんな頑張っている」「お役に立てればそれでよし」と言った考えが持てるようになり、現世に対する「心の持ちよう」を変えることができる

・人生の足を引っ張る要注意リスト「五つの妨げ」

①快楽に流される心

②怒り

③やる気の出ない心

④ソワソワと落ち着かない心

⑤疑い

⇒ これらが脳裏によぎったら「妨げが襲っている」と「理解する」

⇒ 人生の「方向性」を定め、その方向性に進むべき「道を作る」

⇒「正しい努力」ー「五つの妨げ」=人生

【3.この本を読んで自分は今から何をするのか】

・「反応しない」練習を日々実践する(出来る気しかしない)。

・わたしの心の中にいたモヤモヤは「忙しい・何かに追われている気持ち」と「イライラ(怒り)」が占めていたので、それを14日間チャレンジで【完全解放】する。

【4.3か月後には何をするか、どうなっていたいか】

・「反応しない人間」になる。

以上です。

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